【中学生で習う基礎英文法(part2)】動詞の否定文・疑問文と過去形

記事をご覧いただきありがとうございます。

前回の記事では、主語と動詞について学びました。

今回は、動詞に焦点を当て、否定文、疑問文、および過去形について解説して行きます。

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【中学生で習う基礎英文法(part1)】主語(名詞・代名詞)と動詞 この記事では、主語と動詞について初心者向けに詳しく説明しています。主語であれば名詞や代名詞の使い方、動詞であれば自動詞・他動詞の違いや動作動詞・状態動詞の違いなど、例文を交えながらわかりやすく解説しています。
目次

否定文の作り方

否定文とは、ある事柄や状態を否定する文の形式で、「〜ではない、〜しない」という意味を表します

be動詞の否定文

be動詞の否定文は、be動詞の後ろにnotをつけます。

肯定文Iama teacher.(私は先生です。)
否定文Iamnota teacher.(私は先生ではありません。)

否定文は短縮することが可能です : am not ➡︎ aren’t | is not ➡︎ isn’t

be動詞の否定文の例文はコチラ

I am not hungry.

(私はおなかが空いていません。)

She is not a doctor.

(彼女は医者ではありません。)

We are not at home.

(私たちは家にいません。)

It is not raining.

(雨は降っていません。)

They are not my friends.

(彼らは私の友達ではありません。)

一般動詞の否定文

一般動詞の否定文は、動詞の前に do (does) not をつけます。

  • 一人称(私)および二人称(あなた):「do not」を使用
  • 三人称単数(私・あなた以外):「does not」を使用
肯定文Heplaystennis.(彼はテニスをします。)
否定文Hedoes notplaytennis.(彼はテニスをしません。)

一般動詞の否定文の注意点としては、否定文にすると一般動詞は原形に戻るということです

上記の肯定文では、主語が三人称単数なので、plays になっていますが、否定文では原形のplayに戻っています。

否定文は短縮することが可能です : do not ➡︎ don’t | does not ➡︎ doesn’t

一般動詞の否定文の例文はコチラ

I don’t like coffee.

(コーヒーは好きではありません。)

She doesn’t speak Spanish.

(彼女はスペイン語を話しません。)

We don’t have time today.

(今日は時間がありません。)

They don’t live in this city.

(彼らはこの街に住んでいません。)

He doesn’t want to go to the party.

(彼はパーティーに行きたくありません。)

疑問文の作り方

be動詞の疑問文

be動詞の疑問文は、be動詞を文頭に移動させ、be動詞 + 主語 という語順になります。

肯定文HeisTaro.(彼は太郎です。)
疑問文IsheTaro?(彼は太郎ですか?)

be動詞の疑問文に対する返事は、Yes/No,+主語+am/is/are で表し、上記の例文に対する返事は、Yes, he is. または No, he isn’t. となります。

be動詞の疑問文を使った例文はコチラ

Are you a teacher? / Yes, I am.

(あなたは先生ですか? / はい、そうです。)

Is it raining outside? / No, it isn’t. It’s sunny.

(外は雨ですか? / いいえ、晴れです。)

Are they your friends? / Yes, they are.

(彼らはあなたの友達ですか? / はい、そうです。)

Is she at home right now? / No, she isn’t. She’s at work.

(女は今家にいますか? / いいえ、仕事中です。)

Are we late for the meeting? / No, we aren’t. We are on time.

(会議に遅れていますか? / いいえ、時間通りです。)

一般動詞の疑問文

一般動詞の疑問文は、文頭にDo/Doesを置きDo/Does + 主語 という語順になります。

否定文と同様、疑問文にすると一般動詞は原形に戻ります。

肯定文Heplaystennis.(彼はテニスをします。)
疑問文Doesheplaytennis?(彼はテニスをしますか?)

一般動詞の疑問文に対する返事は、Yes/No+主語+do/does で表し、上記の例文に対する返事は、Yes, he does. または No, he doen’t. となります。

一般動詞の疑問文を使った例文はコチラ

Do you like pizza? / Yes, I do.

(ピザは好きですか? / はい、好きです。)

Does she play the guitar? / No, she doesn’t.

(彼女はギターを弾きますか? / いいえ、弾きません。)

Do we have a meeting tomorrow? / Yes, we do.

(明日は会議がありますか? / はい、あります。)

Does he know the answer? / No, he doesn’t.

(彼は答えを知っていますか? / いいえ、知りません。)

Do they like to travel? / Yes, they do.

(彼らは旅行が好きですか? / はい、好きです。)

過去形の作り方

過去形とは、「〜した」「〜だった」「〜にいた」のような「過去に起こったこと」について表現します

パート1の記事で扱った動詞の例文は現在形で、習慣を表現します

過去を表す語句

過去形では、過去の意味を表す副詞がよく用いられます。

yesterday (昨日) / then (その時) / last week (先週) / …ago (…前) / at that time (その時) etc…

be動詞

過去形

be動詞の過去形は、以下の表の2パターンになります。

現在形過去形
am / iswas
arewere

be動詞の過去形の例文

I was tired yesterday.

(昨日、私は疲れていました。)

She was at home then.

(その時、彼女は家にいました。)

We were classmates in high school.

(私たちは高校のクラスメイトでした。)

It was a sunny day last week.

(先週は晴れでした。)

過去形の否定文

be動詞の過去形の否定文は、be動詞が過去形になるだけで、あとは現在形と同じです

現在形の否定文Iam notat home.(私は家にいません。)
過去形の否定文Iwas notat home yesterday.(私は昨日、家にいませんでした。)

否定文短縮することが可能です : was not ➡︎ wasn’t | were not ➡︎ weren’t

be動詞・過去形の否定文の例文はコチラ

He was not interested in the movie.

(彼はその映画に興味がなかった。)

She was not happy with the result.

(彼女はその結果に満足していませんでした)

I was not busy yesterday.

(昨日は忙しくありませんでした。)

They weren’t in the room.

(彼らは部屋にいませんでした。)

My brother was not here.

(私の兄はここにいませんでした。)

過去形の疑問文

be動詞の過去形の疑問文は、be動詞が過去形になるだけで、あとは現在形と同じです

現在形Areyoubusy?(あなたは忙しいですか?)
過去形Wereyoubusy yesterday?(あなたは昨日忙しかったですか?)

be動詞の過去形の疑問文に対する返事は、Yes/No,+主語+was/were で表し、上記の例文に対する返事は、Yes, I was. または No, I wasn’t. となります。

be動詞・過去形の疑問文を使った例文はコチラ

Were you at school yesterday? / Yes, I was.

(昨日、学校にいましたか? / はい、いました。)

Was it hot outside? / No, it wasn’t.

(外は暑かったですか? / いいえ、暑くありませんでした。)

Was she at the meeting? / No, she wasn’t.

(彼女は会議にいましたか? / いいえ、いませんでした。)

Were there any problems? / Yes, there were.

(何か問題はありましたか? / はい、ありました。)

一般動詞

過去形

一般動詞の過去形は、動詞の語尾に変化が生じます。

変化パターン原形過去形
語尾に ed を付けるplayplayed
語尾が e の場合 d のみを付けるlikeliked
語尾が 子音+y の場合、y を i に変えて ed を付けるcrycried
不規則に変化するthinkthought

基本的には、語尾に -d, -ed を付けるパターンが多いです。

過去形の否定文

一般動詞の否定文は、don’t /doesn’t を過去形に変え、動詞の前に did not をつけます。現在形と同様、一般動詞は原形に戻ります。

現在形Hedoes notplaytennis.(彼はテニスをしません。)
過去形Hedid notplaytennis.(彼はテニスをしませんでした。)

否定文は短縮することが可能です : did not ➡︎ didn’t

一般動詞・過去形の否定文の例文はコチラ

She didn’t watch the movie.

(彼女はその映画を見ませんでした。)

We didn’t go to the park yesterday.

(私たちは昨日公園に行きませんでした。)

They didn’t finish their homework on time.

(彼らは時間までに宿題を終えなかった。)

He didn’t call me last night.

(彼は昨夜、私に電話しませんでした。)

過去形の疑問文

一般動詞の疑問文は、文頭にDidを置きDid + 主語 という語順になります。

現在形と同様、疑問文にすると一般動詞は原形に戻ります。

現在形Doesheplaytennis?(彼はテニスをしますか?)
過去形Didheplaytennis?(彼はテニスをしましたか?)

一般動詞の疑問文に対する返事は、Yes/No+主語+did で表し、上記の例文に対する返事は、Yes, he did. または No, he didn’t. となります。

一般動詞・過去形の疑問文を使った例文はコチラ

Did you enjoy the movie? / Yes, I did.

(映画は楽しかったですか? / はい、楽しかったです。)

Did she finish her homework? / No, she didn’t.

(彼女は宿題を終えましたか? / いいえ、終わっていません。)

Did they visit the museum? / Yes, they did.

(彼らは博物館を訪れましたか? / はい、訪れました。)

Did we go to the park yesterday? / Yes, we did.

(私たちは昨日、公園に行きましたか? / はい、行きました。)

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この記事を書いた人

【英語で学ぶプログラミング (音声付き) 】というテーマでブログを始めました。
英語とプログラミング両方を学びたい、そんな方に役に立てれば嬉しいです。

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